大ホールの家

2020-06-19

平生町

シンプル自然素材

construct-001-01

大ホールの家

家族のコミュニケーションを重視したいという施主様。子供が部屋にこもらないような間取りに配慮し、且つやんちゃな子供達の整理整頓ができる家として設計されています。 完成が近づいた頃、「記念に家族の手形をつけたい」というご要望が。成程、折角内装が塗り壁なのですからそれは名案と、階段の側面に、左官さんを呼んで家族で「手形作成式」を行いました。この隅にジューケンの会社名の入ったプレートを入れてはとお施主様に言われましたが、せっかくの思い出に堅苦しいかなと、ご辞退致しました。
construct-001-02 construct-001-02

大吹き抜け空間

吹抜けによって『同じ空間を家族が過ごす』というコンセプトで考えたプランです。 子供が部屋にこもらないような間取り。家族のコミュニケーションを重視しています。
construct-001-03 construct-001-03

1階と2階をつなぐLDK

家族間のコミュニケーションや気配を大事にした、大きな吹き抜けのあるお家です。冷暖房の効率が悪いイメージがある吹き抜けですが、家の中の換気という面では非常に効率が良いです。

特に夏場の暖まった空気が2階部に抜け、その窓から出ることで室内に風が起こります。

construct-001-04 construct-001-04

兄弟の勉強スペース

階段を上がったホールは、お子様共同の勉強スペースになっています。部屋にこもって勉強するのではなく、共用のスペースで勉強することで逆に集中力や勉強する習慣が身に付きやすいという『頭のよい子が育つ家』という考え方を聞きますが、これも大きな吹き抜けを作ったからこそ可能な間取りです。

勉強用のカウンターと本棚については、社長の力作で、実は予算オーバーでした。「喜んでもらえたからそれでいい」社長のその一言で終わりでした。

construct-001-05 construct-001-05

泥んこ部屋~整理整頓ができる家

プラン打ち合わせ時に、部活帰りなど、兄弟が泥だらけで帰ってくることが多いということで、玄関や洗面脱衣所までの通り道を汚さない為の勝手口が欲しいとの意見を聞いた結果できたスペースです。

帰ってから部屋着に着替えたりする更衣室的な役割があり、「出来るだけ個室にこもらないようにする」という意味合いが強い部屋でしょう。

construct-001-06 construct-001-06

造作棚

打ち合わせを重ねたとしても、やはり実物がないとイメージがわかない為、着工後に新たな要望が出る場合がほとんどです。その中で多いのが収納・整理のための棚です。当然私達もそれに先立って提案をするのですが、時々、それがヒートアップして大変な事に・・・。

これも勉強カウンター同様、「喜んでもらえたからいいよ」の社長の一言で終わり。これには社員みんな顔色が青ざめました。

construct-001-07 construct-001-07

カウンターいろいろ

カウンターいろいろ “I”型のキッチンを対面式に配置して、カウンターを造るというのは良くあることですが、お家によってちょっとした違いがあります。

特に気をつけるのは、コンセントで、朝食時のコーヒーメイカーや、夕食のホットプレート用にカウンター側に1ヵ所は必要でしょう。さらに、トースターや電気ポットを置いたりするスペースにも使えばコンセントはもっと必要です。

カウンターを作る頃に現場打ち合わせをしたら、収納棚および携帯電話充電スペースとして考えるということでこのような形になりました。

construct-001-08 construct-001-08

料亭を連想させる和室

玄関から階段をちょっと上がって入室するスキップフロアの和室。建具をオープンにしてリビングと繋げることも。

スキップフロアの和室が玄関ホールから直接は入れる間取りになっているのですが、そのため、部屋に入って一段階段が存在します。

完成見学会のとき、業者さんが来場したのですが、戸を開けて和室に入って、「なんだか料亭みたいだ!」と感激していました。

まあ、それはともかく、一段上がってという構造はお客様にちょっとした驚きをあたえるかもしれません。

construct-001-02
construct-001-03
construct-001-04
construct-001-05
construct-001-06
construct-001-07
construct-001-08